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9月23日(月)~9月26日(木)の上映時間

  • 2019/08/27(火) 09:30:00

【エクセス+ロマンポルノ週間】
三十路の女将 くわえ泣き
190920_三十路の女将くわえ泣き監督 新田栄 脚本 岡輝男
出演 水原かおり、佐々木基子、林由美香

独身の美人女将・雪枝を目当てにやってくる客があとをたたない居酒屋・「雲や」。商店街でスポーツ店を営む源さんの提案に賛同した魚屋・正やんは雪枝を商店街の親睦旅行に誘おうと猛アタック。そんなある日、見慣れない男が「雲や」を訪ねてきて……
10:30/13:45/17:00/20:14


三十二才毛剃妻 唾液の滑り
190920_三十二歳毛剃妻唾液の滑り監督 浜野佐知 脚本 山崎邦紀
出演 秋乃こずえ、姫ノ木杏奈、青木こずえ

文豪タニザキの後継者を自認する小説家・谷川乾一。ヘアに固執する彼は、ヘアの存在価値を検証する論文執筆に血道を上げていた。谷川家の嫁・杉子と谷川の助手・雅美は、何かにつけて「論文のためにヘアを拝ませてほしい」と谷川に懇願され……
11:31/14:46/18:01/21:15~終映22:15

OL日記 密猟(あさる) 
【1973年ロマンポルノ】
190923_OL日記密猟監督 藤井克彦 脚本 久保田圭司
出演 梢ひとみ、宮下順子、相川圭子

愛田ユキは電機会社の宣伝製作課に所属するイラストレーターで、異性の視線を感じるだけで燃えてくる特異体質の持ち主だった。それは潜在的に母の淫蕩の血を受け継いだためである。ある日、ユキが描いたポスターが採用される。彼女に興味がある社内の男たちの中にはユキに迫る者もいたが、彼女は申し出を断って……
12:31/15:46/19:01

※上映時間は都合により若干変更する場合があります。予め御了承下さい。

8月30日~10月3日の上映作品

  • 2019/08/26(月) 21:13:03

2019年8月30日(金)~10月3日(木)の上映予定作品です。

【エクセス+ロマンポルノ週間】
8/30(金)~9/5(木)

義姉と弟 禁断不倫
監督 新田栄 脚本 亀井よし子
出演 小泉あかね、たまき美香、芳田正浩
年増のスケベ襦袢 尻が壊れるまで!
監督・脚本 松岡邦彦 脚本 黒川幸則
出演 AZUSA、河村栞、工藤翔子
猟色 サロメの唇 【1984年ロマンポルノ】
監督 藤井克彦 脚本 三井優、加藤正人
出演 渡辺良子、志水季里子、早坂明記

【新東宝映画週間】
9/6(金)~9/12(木)

性獣のいけにえ 【1984年】
監督 麿赤児 脚本 丸山良尚
出演 花真衣、柴衣名、大杉漣
淫獣捜査 夫婦暴行魔を追え!
監督 深町章 脚本 岡輝男
出演 葉月螢、小川真美、田中真琴
妖女伝説セイレーンX 魔性の誘惑
監督・脚本 城定秀夫 脚本 高木裕治
出演 麻美ゆま、日高ゆりあ、松浦祐也

【エクセス+ロマンポルノ週間】
※ロマンポルノのみ
9/13~9/15と9/16~9/19で作品が異なります。

9/13(金)~9/19(木)
高校教師 爆乳をもてあそばれて
監督 坂本太 脚本 有馬仟世
出演 純名きりん、間宮ユイ、岩下由里香
痴漢電車 セクハラ下半身
監督・脚本 小林悟
出演 高橋めぐみ、港雄一、東美由紀

9/13(金)~9/15(日)
ポルノレポート 金髪パンマ 【1976年ロマンポルノ】
監督・脚本 木俣堯喬
出演 エマニエル、港雄一、珠瑠美
9/16(月)~9/19(木)
白薔薇学園 そして全員犯された 【1982年ロマンポルノ】
監督 小原宏裕 脚本 伴一彦
出演 三崎奈美、太田あや子、港雄一

【エクセス+ロマンポルノ週間】
※ロマンポルノのみ
9/20~9/22と9/23~9/26で作品が異なります。

9/20(金)~9/26(木)
三十路の女将 くわえ泣き
監督 新田栄 脚本 岡輝男
出演 水原かおり、佐々木基子、林由美香
三十二才毛剃妻 唾液の滑り
監督 浜野佐知 脚本 山崎邦紀
出演 秋乃こずえ、姫ノ木杏奈、青木こずえ

9/20(金)~9/22(日)
らしゃめんお万 彼岸花は散った 【1972年ロマンポルノ】
監督 曽根中生 脚本 大和屋竺
出演 サリーメイ、林美樹、山科ゆり
9/23(月)~9/26(木)
OL日記 密猟(あさる) 【1973年ロマンポルノ】
監督 藤井克彦 脚本 久保田圭司
出演 梢ひとみ、宮下順子、相川圭子

【OP映画週間】
9/27(金)~10/3(木)

変態観測 恥穴むき出し!
監督・脚本 山崎邦紀 
出演 卯水咲流、加藤ツバキ、酒井あずさ
淫虐令嬢 吸いつく舌
監督 池島ゆたか 脚本 五代暁子
出演 夏海碧、富田じゅん、三橋ひより
移り気若妻の熱い舌技
監督・脚本 友松直之
出演 横山美雪、しじみ、若林美保

9月20日(金)~9月22日(日)の上映時間

  • 2019/08/25(日) 15:06:51

【エクセス+ロマンポルノ週間】
※ロマンポルノのみ
9/20~9/22と9/23~9/26で作品が異なります。
9/23からの上映時間はこちら

三十路の女将 くわえ泣き
190920_三十路の女将くわえ泣き監督 新田栄 脚本 岡輝男
出演 水原かおり、佐々木基子、林由美香

独身の美人女将・雪枝を目当てにやってくる客があとをたたない居酒屋・「雲や」。商店街でスポーツ店を営む源さんの提案に賛同した魚屋・正やんは雪枝を商店街の親睦旅行に誘おうと猛アタック。そんなある日、見慣れない男が「雲や」を訪ねてきて……
10:30/13:47/17:03/20:14


三十二才毛剃妻 唾液の滑り
190920_三十二歳毛剃妻唾液の滑り監督 浜野佐知 脚本 山崎邦紀
出演 秋乃こずえ、姫ノ木杏奈、青木こずえ

文豪タニザキの後継者を自認する小説家・谷川乾一。ヘアに固執する彼は、ヘアの存在価値を検証する論文執筆に血道を上げていた。谷川家の嫁・杉子と谷川の助手・雅美は、何かにつけて「論文のためにヘアを拝ませてほしい」と谷川に懇願され……
11:31/14:48/18:04/21:15~終映22:15

らしゃめんお万 彼岸花は散った 【1972年ロマンポルノ】
190920_らしゃめんお万彼岸花は散った監督 曽根中生 脚本 大和屋竺
出演 サリーメイ、林美樹、山科ゆり

人を殺した過去がある、らしゃめんお万。彼女は長崎の賭場で壺振りの半次との勝負に敗れ、多額の借金を負うだけでなく肉体まで差し出した。お万はその日から稲荷組の賭場で壺を振るようになり、その艶姿と手さばきが評判となって賭場は賑わっていたが……
12:37/15:53/19:09

※上映時間は都合により若干変更する場合があります。予め御了承下さい。

9月16日(月)~9月19日(木)の上映時間

  • 2019/08/25(日) 14:23:18

【エクセス+ロマンポルノ週間】
高校教師 爆乳をもてあそばれて
190913_高校教師爆乳を監督 坂本太 脚本 有馬仟世
出演 純名きりん、間宮ユイ、岩下由里香

女子校の英語教師・冴子は同僚の中田との結婚を半年後に控えている。冴子は、大学時代に付き合っていた三上によってマゾの性癖を開花させられたという過去を、誰にも言わずに封印していたが、その三上が教師として冴子の勤める学校に赴任してきて……
10:30/13:46/17:02/20:14


漢電車 セクハラ下半身
190913_<span>痴</span>漢電車セクハラ下半身監督・脚本 小林悟
出演 高橋めぐみ、港雄一、東美由紀

丸山八郎は社長になっても電車通勤をやめない。丸山は自分の秘書である美奈子に車内で漢をするだけでは飽き足らず、会議室を改造して電車内であるかのようなセットを作り、他の秘書・ルリと麗子に漢をしている。そんな変態社長の振る舞いに耐え切れなくなった3人は何かを相談すると……
11:31/14:47/18:03/21:15~終映22:15

白薔薇学園 そして全員犯された 【1982年ロマンポルノ】
190916_白薔薇学園監督 小原宏裕 脚本 伴一彦
出演 三崎奈美、太田あや子、港雄一

女子高、白薔薇学園の教師・亜矢子は恋人とのアメリカ行きを断り、生徒を連れバスで研修旅行に向かった。一方、生徒の一人、尚美は途中のドライブインで恋人・研二と逃げ出す予定だった。ところが、同じ生徒である葉子の兄・辰夫が教師への仕返しに研二と浮浪者・剛三とともにバスを襲撃。ブスをバスから降ろし、亜矢子と生徒たちを全員裸にして犯しだし……今週は港雄一さんの追悼特集。社長から浮浪者まで、激しい欲情をぶつけたストレートな熱い演技を当館でご覧下さい。
12:36/15:52/19:08

※上映時間は都合により若干変更する場合があります。予め御了承下さい。

9月13日(金)~9月15日(日)の上映時間

  • 2019/08/24(土) 11:04:51

【エクセス+ロマンポルノ週間】
※ロマンポルノのみ
9/13~9/15と9/16~9/19で作品が異なります。
9/16からの上映時間はこちら

高校教師 爆乳をもてあそばれて
190913_高校教師爆乳を監督 坂本太 脚本 有馬仟世
出演 純名きりん、間宮ユイ、岩下由里香

女子校の英語教師・冴子は同僚の中田との結婚を半年後に控えている。冴子は、大学時代に付き合っていた三上によってマゾの性癖を開花させられたという過去を、誰にも言わずに封印していたが、その三上が教師として冴子の勤める学校に赴任してきて……
10:35/13:50/17:05/20:14


漢電車 セクハラ下半身
190913_<span>痴</span>漢電車セクハラ下半身監督・脚本 小林悟
出演 高橋めぐみ、港雄一、東美由紀

丸山八郎は社長になっても電車通勤をやめない。丸山は自分の秘書である美奈子に車内で漢をするだけでは飽き足らず、会議室を改造して電車内であるかのようなセットを作り、他の秘書・ルリと麗子に漢をしている。そんな変態社長の振る舞いに耐え切れなくなった3人は何かを相談すると……
11:36/14:51/18:06/21:15

ポルノレポート 金髪パンマ 【1976年ロマンポルノ】
190913_金髪パンマ監督・脚本 木俣堯喬
出演 エマニエル、港雄一、珠瑠美

井村マッサージの親方・万吉は従業員・ヨリコに辞められたことから新人を千吉とともに探していると白人女性を目撃。彼女はジャネットと言い、日本文化を研究に来たという。すると、万吉らは彼女をスカウトし、日本初の金髪パンマ(パンマとは女性マッサージを装った娼婦)として売り出すのだった……
12:42/15:57/19:11

※上映時間は都合により若干変更する場合があります。予め御了承下さい。

9月6日(金)~9月12日(木)の上映時間

  • 2019/08/23(金) 20:16:43

【新東宝映画週間】
妖女伝説セイレーンX 魔性の誘惑
190906_妖女伝説セイレーンX監督・脚本 城定秀夫 脚本 高木裕治
出演 麻美ゆま、日高ゆりあ、松浦祐也

深夜のテレビ番組のロケ隊は山中をひた走っていた。一行はとある湖で車を降り撮影をしていると、レポーターのマミが人間の頭蓋骨らしきものを拾った。ディレクターの早見はADの洋平が仕込んだものと思い怒ったが、洋平には覚えがなかった。その後、一行は急な雷雨に遭い、瀟洒なペンションに泊まることに。その女主人・麗華は謎めいた感じの美女で……
10:30/13:44/16:58/20:12


淫獣捜査 夫婦暴行魔を追え!
190906_淫獣捜査 夫婦暴行魔監督 深町章 脚本 岡輝男
出演 葉月螢、小川真美、田中真琴

自殺寸前に通行人によって助けられた検察官・優子は自分を救った男にこれまでのことを話し始めた。優子は連続イプ事件を担当し、不倫関係にあった上司の協力を得ながら捜査に取り組んでいた。しかし、被害者が訴えを取り下げ苦境に立たされる。諦めきれない優子は独自に調査を行い、犯人と思しき夫婦にたどり着いたが……
11:36/14:50/18:04/21:18~終映22:15

性獣のいけにえ 【1984年】
190906_性獣のいけにえ監督 麿赤兒 脚本 丸山良尚
出演 花真衣、柴衣名、大杉漣

敗戦後から間もない頃。下宿先を探しに来たものの武蔵野の雑木林で迷った学生の智夫は通りがかった男女に、とある洋館を案内された。2人も下宿するこの館は隙間だらけのひどいものだったが、家主の川本由紀子が美人であることに智夫は気にかかって……
12:38/15:52/19:06

※上映時間は都合により若干変更する場合があります。予め御了承下さい。

8月30日(金)~9月5日(木)の上映時間

  • 2019/08/21(水) 01:01:20

【エクセス+ロマンポルノ週間】
年増のスケベ襦袢 尻が壊れるまで!
190830_年増のスケベ襦袢監督・脚本 松岡邦彦 脚本 黒川幸則
出演 AZUSA、河村栞、工藤翔子

夫の借金がかさみ、取り立て屋から身を隠すため山奥の屋敷に連れて来られた美紀は、屋敷の主・北に毎夜犯される日々を送る。美紀は、夫の友人・江口から夫が借金のカタに自分を北に売り飛ばしていたことを知らされ……
10:30/13:45/17:00/20:14


義姉と弟 禁断不倫
190830_義姉と弟監督 新田栄 脚本 亀井よし子
出演 小泉あかね、たまき美香、芳田正浩

兄と結婚したばかりのタダシのクラスメートだった由美子は、タダシの気持ちなど判らないまま、一つ屋根の下で生活しており、夜の営みも激しい。そんな2人の行為を見て、欲情しているタダシのことも当然判らない。そんなある日、由美子宛に夫を慕う女からの手紙が届いていたのを夫である兄が見つけてしまい……
11:31/14:46/18:01/21:15~終映22:15

猟色 サロメの唇 【1984年ロマンポルノ】
190830_猟色サロメの監督 藤井克彦 脚本 三井優、加藤正人
出演 渡辺良子、志水季里子、早坂明記

ファッションデザイナーの飯倉江利子の一人息子・幸彦の家庭教師を務める女子大生の美加子は、初日に幸彦から太腿を撫で付けられるという洗礼を受けた。「前の家庭教師は3日で逃げ出した」との彼の言葉から行動は更にエスカレートしていく。外は激しい雷雨。泊まることになった美加子がベッドに横たわると、誰かがドアをする音がして……
12:31/15:46/19:01

※上映時間は都合により若干変更する場合があります。予め御了承下さい。

8月23日(金)~8月29日(木)の上映時間

  • 2019/08/20(火) 12:02:26

【OP映画週間】
制服の誘惑 優しく抱いて
190823_制服の誘惑/優しく抱監督 竹洞哲也 脚本 小松公典
出演 吉沢明歩、冬月恋、林由美香

高校生の円香は同級生の千絵と廃校になった母校で、家出同然で都会に出て行った公平の話をしていた。彼に恋心を抱いていた円香は、想いを打ち明けられなかったことを後悔していると、誰かに声を掛けられる。それは公平だった……
10:25/13:42/16:59/20:15


奴隷人妻 恥辱のあえぎ
190823_奴隷人妻/恥辱のあえ監督・脚本 関根和美 脚本 金沢勇大
出演 東尾真子、水沢真樹、小倉もも

新婚ホヤホヤの阿部哲也と妻・真理子。朝から哲也はその気になるが、おあずけを食らい渋々出勤した。職場では中間決裁で経理部は忙しい。哲也の部下・小野はるかが書類に不備を見つけ、部長の甲斐にそれを問い質すとにべもなく部屋を追い出された。その後、他部署の先輩と酒を飲んだ帰り道、哲也は自転車にはねられ睡状態に陥り……
11:28/14:45/18:02/21:18~終映22:15

肉体販売 濡れて飲む
190823_肉体販売/濡れて飲む監督・脚本 加藤義一 脚本 筆鬼一
出演 きみと歩美、清本玲奈、和田光沙

月野ユイは栄養ドリンク「リフレット」を家庭や職場に販売する通称・リフレディ。そんなユイが憧れるのは支店長・出口で、彼を想っては危うい妄想に耽ることもたびたび。また、彼女の楽しみは他にもあり、資産家・灘との会話もその1つだった。オネエ言葉の彼は、生活に余裕があるのに独身を貫いており……
12:28/15:45/19:02



※上映時間は都合により若干変更する場合があります。予め御了承下さい。



脚本屋小松公典「制服の誘惑 優しく抱いて」について

  • 2019/08/12(月) 15:19:48

脚本家小松公典さんが、駆け出し時代の2004年に書いたOP映画「制服の誘惑 優しく抱いて」への想いを、シネロマン池袋の上映【8月23日(金)より】に合わせて寄稿してくださいました。



190823_制服の誘惑/優しく抱この作品は竹洞哲也監督が率いる竹洞組の作品としては2作目にあたるわけですが、企画として成立するのに半年以上を要したデビュー作よりも強い思い出があります。
 今、八面六臂の活躍を見せる松浦祐也との出会い、そして業界に入る前からの憧れであった林由美香さんの出演といった個人的な事もありますし、のちに「ロケの竹洞組」と言われた地方ロケ戦略を初めて行った作品でもあるからですね。

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 戦略?と、疑問に思う方もいらっしゃると思うので少し説明すると、ピンク映画は3本立てで公開される事が多いですね。そこで気になるのが背景となるセット。同じような場所がずっと続くと、内容よりもそっちに気がいってしまいがちだったんです。
 それを打破するには、そしてこの先に竹洞組としての特色となるものがあればと考えていた折、竹洞監督にロケ、それも地方に行くのが好きという話を聞いて、「これだ!」と思ったわけです。
 以降、様々な場所に出向きましたが、何事も初めてというのは印象深くなるものなのか、この作品で出向いたロケ地、千葉県の養老渓谷周辺に行った時の事はよく覚えています。
 元々、自分が関西出身という事もあり、都内ですら行った事のない場所だらけなのに千葉の、養老渓谷なんて聞いた事もありませんでした。

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最寄り駅は大多喜駅?どこよ、それ!
いすみ鉄道?えっ?単線?

前情報で聞いてもさっぱり分からない。シナハンで実際に行ってみると、これがもう内容にマッチする雰囲気が溢れていて、俄然やる気に火が付きました。
なんて事はきれいにまとめようとするイヤらしい心の声ですね(笑)。実際には、こんなところでタバコ切らした日にゃ地獄やぞ!という怖れしかなかったです。

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さて、この映画は過疎地に住む四人の高校生たちの青春を描いたものですが、ヒロインとなる吉沢明歩ちゃんの存在感があって成立するものと思っています。何年経っても心の中で色あせない女の子、実は自分にもいましてね。中学一年生の一学期に転校してきた女の子なんですが、一目見た瞬間に頭が真っ白になるといいますか。当時ですらよくマンガやドラマでありがちなパターンですが、いざ現実となると衝撃がハンパない。その日から寝ても覚めてもって状態になってしまったわけですが、当然ながら何かしらあったわけもなく、それだけに今も心にのこっているのかもしれません。
その子の雰囲気に似てたんですよね。だから見返すと、自分で書いておきながら胸キュン度がハンパない。ざわざわしたりドキドキしたり、それはご覧になった皆様にも伝わるんじゃないでしょうか。

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友達役を演じた冬月恋ちゃんというのは、自分が小さな出版社でエロ本を作っていた頃にお付き合いのあったマネージャーの方が紹介してくれたんですね。自分も出す事を条件に(笑)。
どこに出ているかは書くまでもないでしょう。今となっては力ずくでも阻止すべきだったと悔やんでおります(笑)。

さて、彼女は演技経験が全くなくて本読みの時も不安を感じていたのですが、いざ完成した作品を見てみると、独特のダウナーな感じが味となっており、それが主役との対比にもなってるので結果オーライといったところです。
素の彼女は酒豪。まあ、強い強い。撮影の後は朝の開始時間近くまで飲む事も多かったのですが、周りの男連中が徐々に寝落ちしていく中、けろっとして飲んでましたね。
きっと今もどこかで飲んでいるんじゃないかな。確か当時、キャバクラで働いてるって言ってましたからね。案外と、小料理屋の女将さんなんかやってたりして。

174okura00494-12.jpgダウンロード (1)
由美香さんに関しては大勢の方がいろんな媒体で書いていらっしゃるので、自分ごときでは書くのもおごがましいんで。
ただ、彼女に演じていただいた女教師が放つセリフ、「ぶちこんで!」というのがあるんですがこれ、自分が書いたんじゃないんですよ。竹洞監督が「言わせたいから」というので加えたわけですね。何で言わせたかったのかは知る由もないですけど(笑)。

実はこの「ぶちこんで!」、これを書いている時の心情を一言で表したものとも言えます。

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 当時、次回作打ち合わせは銀座にある大蔵映画の事務室で行われていたんですが、そこで出された要望がですね、やれパンチラを入れろだの逆上がりしてる時がいいなだの、いわゆるオッサンが夢見るようなシチュエーションがたっぷりというか、それしかなくてですね(笑)。
自分もまだ三十代半ばとはいえ、キャリア的には若僧でしたからもうイヤでイヤで。やっぱり、ベタなものより尖った方にいきたい時期ってあるわけですよ(笑)。
こりゃどうしたらいいかと竹洞監督とですね、有楽町のガード下にある養老の瀧で飲みながら話していたんですが、ここはやはり先を考えてやらんといかんなと思い直し、だったらとことん「ぶちこんでやるわい!」と、書いてて頬が赤くなるような事をバンバン入れたわけです(笑)。
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そんな青い時期を経て今、書く時には劇場やお客さん、とりわけピンクの劇場に来るお客さんの事も頭に入れるようにはなりました。でもね、ちょいちょい思い出すんですよ。そんな余裕なんてなかった頃の事を。この映画のラストシーンのように。
                           脚本屋 小松公典